火曜日, 9月 25, 2007

この頃よくあること

この頃と言ってもこのひと月に起きた事だが、電車で隣の人に話しかけられる事が続いた。

今日は東横線で渋谷から横浜に向う電車で、「今日は中秋の名月、ほんときれいな月ですね」と笑顔で本気で話しかけられた。でも、電車の窓から見えてるのはきれいな夕日。
「えっ!」とどっかに月が出ているのかと思わず探したがどこにも見当たらない。
「ほんときれい」とうっとりとおばさんは話し続ける。
きっと見えてるんだろうな・・・、おばさんには。

これから大事な打合せだと言うのに出鼻をくじかれたような気分。
しかし妙な事に仕事先の担当者の機嫌の良いこと、良いこと。

もう一件も、打合せに向う途中。
八王子に向う途中、酒臭いおっさんが隣りに、国分寺に電車が着くと「ここ、立川ですか?」と聞いてくる。
「いえ、国分寺です」
「どうりで早いと思った」
しばらく沈黙、おじさんは話したそうだったが、無視。

「実は今日私お見合いなんです」
「えっ!?」
「立川でお見合いがあるんです」
「でも、先方から断られたいのでわざと酔っ払って酒臭くして行くんです」
「この服もそのためです」
一張羅らしい上下に、よれよれのTシャツ。
「はぁそうですか」
「二人の子持ちでばつ一、その上もう52、変でしょ?」
「はぁ」
「相手は中国の人、どうせパスポート欲しさの結婚に決ってる」
「そんな人ばかりじゃないんでは・・・」
「いやそうに決ってる」
・・・・沈黙・・・・
立川が近くなり私の方がいたたまれなくなり、思わず、
「でももしきれいな人だったらどうするんですか?」
と聞いてしまった。
「そん時は成り行きに任せます」
と笑顔で答えて立川で降りていきました。

この時も仕事先の担当者の機嫌の良いこと、良いこと。

テンション下げて仕事した方が良いのかもしれない。

でもこれらの出来事って、三線を始めたことも関係しているようないないような。
へんな話でした。

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